2017年9月25日月曜日

天板の種類について

酒井です。

突然ですが皆様は家具を選ぶ際にこだわる点は何でしょうか?


家具には素材、サイズ、デザイン、耐久性、価格などお悩みポイントが
沢山あり、いざ購入を考えようとしても意外と時間が掛かってしまいます。

しかも色々な家具屋を回って沢山の種類を見ていくと訳が分からなくなってしまったというお話を良く聞きます。。。




そんなお悩みに少しでも参考になればと思い、今回は木製ダイニングテーブルの
「天板の種類」についてお話させていただきたいと思います。







木製ダイニングテーブルの天板は大きく分けると”無垢材”合板”の2種類の仕様があります。



”無垢材”の天板とは丸太から切り出した木板を時間を掛け十分に乾燥させ
指定のサイズに仕上げた天板です。
一枚で作るものがあれば、数枚でつなぎ合わせるものもあります。
切り出した材料を風通しのいいところで
天然乾燥させている様子


セン材 一枚板
クルミ材 二枚ハギ

”合板”の天板とは薄く製材した木を数枚で貼りあわせた板(ベニヤ板)に
面材を貼りつけた天板です。
表面に本物の木を貼ったものは”練付(ねりつけ)合板”または”突板(つきいた)合板”といい、木目をプリントした紙を貼ったものは”プリント合板”といいます。
白樺材の積層合板

ナラ材の練付合板


それぞれの特徴がどういったものかというと

○無垢材
・自然素材なので安心感がある
・素材感、温もりを感じられる
・メンテナンス可能なので長持ちする
・一つ一つ表情がある
・合板よりも高価
・反りや割れが起きる事がある


○合板
・割れなどの狂いが少ない
・安価
・品質が一定
・傷などによる経年劣化で表面が剥がれる
・接着剤を多く使っているので臭いに敏感な方や
アレルギーのある方は使えない

この特徴が全て当てはまるわけではないですが
それぞれにメリット、デメリットがあるという事です。


価格で比べると合板のテーブルの方がお手軽ですが
劣化して買い替える事を考えますと、初期投資は高くてもメンテナンスして
長年使える無垢材のテーブルの方がお得な事があります。

業界では無垢材の天板はその木が育った年数程使えると言われておりまして
当店で扱っている天板の年輪を数えてみますと100年以上使える事になります。笑
アサダ材 年輪



狂い方で比べると、季節の変わり目で動きやすい無垢材より
あまり変化のない合板の方が不具合の確率は少ないです。
とは言っても、動きやすい無垢材だからといって使用不可能なほどの
大きな狂いはほぼありません。
割れてしまったところは契(ちぎり)を入れて
割れ止めをします。
これがアクセントとなり天板をより
味わい深くしてくれます。

一番の違いは質感の差です。
品質が一定で無難な木目を貼っている合板と
節や割れが入っていても唯一無二な雰囲気と重厚感を味わえる無垢材では
愛着の湧き方が全然違います。


メンテナンスをし続けて、子供の代、孫の代と受け継いでいき
テーブルと同じくらいの樹齢の樹木が育つまで使い続ける事が
エコであり、木育であると思います。




簡単な説明でしたが”無垢材”と”合板”の違いはわかりましたでしょうか?

以上の事から、当店では無垢材のダイニングテーブルをおすすめしておりまして
工房には様々な材種の天板を実際に見る事が出来ます。

工房に欲しいサイズが無ければ、材種を選んでいただいて、ご希望の大きさで製作する事も可能です。

次回は当店で取り扱っている無垢材の種類についてお話いたします。


(有)澪工房
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